
週間振り返り|ユーロドルの環境認識とトレード解説(8/24~28)
今週はマイナス収支だった・・・
でも、安心してください。
負けた週でも、環境認識とリスク管理、エントリープロセスを一貫して守れていれば、あなたのトレードは正しい方向に進んでいます。
今回の私のトレードも、結果はマイナスでしたが、
- 4時間足の高値切り下げ
- 1時間足のダブルトップ
- ロット調整・微益撤退・イベント前のLC引き下げ といった“期待値を守る行動”を崩さずに実行できた週でした。
同じようにマイナス収支で落ち込んでいる中級車の方に向けて、今週の振り返りを共有します。
週足の環境認識|下降トレンドの戻しで売り圧力が残る

・高値・安値を切り下げるダウ理論上の下降トレンドが継続中。
・移動平均線(MA)が収束から拡散へ向かう場面に見えるが、単に「MAが拡散しそう」という見た目だけで判断できるほど相場は単純ではない。
ダウ理論による目線と現在地
大枠の波形としては、高値・安値を順に切り下げるダウ理論上の下降トレンドが明確に継続しています。
先週の強い上昇から一転、今週は売り圧力が強かった1週間でした。
MAの見た目にとらわれない環境認識
一見すると週足MAと月足MAが収束から拡散に向かい、ここから一気に上に伸びるようにも映ります。しかし、MAの形状や見た目だけで判断できるほど相場は単純ではありません。
直近の上昇勢い自体も非常に強力ですが、長期の目線は依然として下方向(売り手優位)です。安易な飛び乗り売りは危険です。
下位足でしっかりとした下げ止まりやダウ転換(ダブルトップや高値切り下げなど)の売買サインが形成されるかを確認することが最優先となります。
日足の環境認識|押し目を形成する展開

・高値・安値を切り上げるダウ理論上の上昇トレンドが継続中。
・先週の急激な上昇に対する買い手の手仕舞い(利確決済)により一気に急落し、日足レベルの押し目を形成する展開へ。
ダウ理論による目線と現在地
日足の波形としては、直近の戻り高値を上抜けて高値・安値を切り上げるダウ理論上の上昇トレンドへ転換・継続しています。
先週は力強い上昇を見せたものの、買い手の利益確定売りが一気に流入。今週は陰線を連発して急落する展開となりました。
しかし、これは上昇トレンドにおける健全な「押し目」を形成する動きであり、安値切り上げの余地を残した局面です。
押し目買いの優位性と注意点
日足レベルでは「押し目買い手」の参入が期待される領域ですが、今週の落下の勢い(急落の圧力)が非常に強い点には注意が必要です。
移動平均線や節目ラインに到達したからといって即座に買うのではなく、下位足(4時間足・1時間足)で下降勢いが止まり、下げ止まりや転換のパターンが確認できるかがエントリーの鍵となります。
日足レベル意識される抵抗帯

ちなみに、週足から引いていた青の抵抗帯は日足を引くとよく効いていることがわかります。
先週の抵抗帯から値動きに合わせて引き直しています。
私の自作インジケーターです。下記で無料で入手できますので必要であればどうぞ。
4時間足|継続した下降トレンド

・先週末の上昇局面の最高値で綺麗なダブルトップを形成して下落へ転換。
・今週は4時間足トレンドフォロワーとしては継続して売りを狙っていく局面だった。
天井圏でのダブルトップ形成と一進一退の攻防
波形の局面としては、先週末の上昇の最後で綺麗なダブルトップを形成し、上昇圧力が失速した状態からスタートしました。
今週前半は主要な抵抗帯に潜り込むような位置から始まり、「下がりそうで戻す」という一進一退の複雑なもみ合い攻防が継続。
しかし、その攻防の中でも安値および高値を少しずつ切り下げる形状を維持しており、じわじわと売り手が優勢になっていく流れを作っていました。
要人発言による急落とトレンドフォロワーの視点
週末金曜日には要人発言がトリガーとなり、溜まっていた売り圧力が一気に噴出して大きく下落する展開となりました。
4時間足20MA(青線)も下向きに転じ、高値切り下げ・安値更新の下降波形を明確に描いています。
4時間足のトレンドフォロワーとしては、戻り高値をバックにした売り(ショート)の優位性が常に高く、継続して売り戦略を組み立てるべき局面でした。
1時間足|1週間の値動き

最後に、私が実際に今週エントリーしたトレードを1時間足をベースに振り返ります。
黒枠が今週の値動き全体ですが、私がエントリーしたのは赤枠の3回です。
エントリーポイント①

トレード根拠とエントリー判断
環境認識としては、4時間足レベルで高値を切り下げる下降トレンドの優位性がある局面。
その中で1時間足チャートにおいて、青帯の抵抗帯に頭を綺麗に2回抑えられるダブルトップを形成しました。
1時間足20MA(青線)も下向きに追随し、ダブルトップのネックラインを明確に下抜けたタイミングでSELLエントリーを執行しました。
ロット調整と損切(LC)の分析
今回の局面は、直近の下降波に対する「戻りが浅い」状態であり、一度上昇MA方向へ買い戻されるリスクを内包していました。
そのため、優位性の高低に応じてエントリーロットを通常の半分に下げるリスクコントロールを実施。
結果としては、エントリー後に一時的な買い戻しが発生し、設定していた損切ライン(LC)にかかりロスカットとなりました。
エントリーポイント②

トレード根拠とエントリー判断
①の損切翌日、相場は一時的に前日高値を上抜けて高値更新のように見せかけましたが、上昇は続かずすぐに失速。短期的な高値切り下げの波形を描き始めました。
この切り下げポイントにおいて、1時間足チャートで再びダブルトップ(緑ライン)を形成。
1時間足20MA(青線)を下抜けてネックラインを割り込むタイミングを捉え、SELLエントリーを執行しました。
事前プランの実行とリスク回避
エントリー直下には、4時間足で明確に意識されていた斜めのトレンドライン(黒の右上がりライン)が存在しており、強いサポートとして機能する懸念がありました。
「トレンドラインで下げ渋る・跳ね返される動きを見せたら早めに撤退する」というシナリオをあらかじめ想定してポジションを管理。
実際に入り直したものの、想定通りトレンドライン付近で下値が重くなり跳ね返される挙動を見せたため、ルール通り微益で決済・離脱しました。
先週の上昇に対する利確・決済売り注文が溜まっているはずの局面でありながら、なかなか素直に落ちませんでした。
エントリーポイント③

一貫した手法の適用とエントリー根拠
大枠の環境認識は一貫しており、4時間足レベルの高値切り下げ(売り優位)が継続している局面。
その高値切り下げポイントの中で、1時間足チャートにおいて緑ラインのダブルトップを形成。
1時間足20MA(青線)に頭を抑えられながらネックラインを下抜けるタイミングを捕らえ、①・②と全く同じロジックで再現性のあるSELLエントリーを執行しました。
要人発言への対策とLC巻き込み
この日は金曜日であり、23時に注目度の高い要人発言が控えていることをあらかじめ把握してポジションを管理。
「事前に部分決済を挟みつつ、損切ライン(LC)を引き下げて損失リスクをゼロ以下に抑えた状態で大きな下落を狙う」という戦略的なリスクコントロールを実行しました。
しかし、要人発言直前の方向感のない乱高下(ノイズ)によって、引き下げていたLCラインへジャストでヒットし損切となる結果になりました。
今週の総括
今週はマイナスで終わりました。
でも、
- 上位足の環境認識
- 事前シナリオ
- ロット調整
- 撤退条件の実行
- イベント前のリスク管理
を崩さずに守れた週は、結果がどうであれ“勝ち”です。
トレーダーが本当に伸びるのは、勝った週ではなく、 負けた週でもプロセスを守れたときです。
今週の振り返りが、同じように落ち込んでいるあなたの支えになれば嬉しいです。
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