
はじめに
私がトレードの基礎を学ばせていただいた恩師──YouTubeチャンネル「賢人のデイトレード」さん。(以下、賢人さん)
2023年11月の動画更新を最後に発信は止まっていますが、そのコンテンツの価値は一切色褪せません。私のトレードの“軸”はすべて賢人さんから学んだものです。
この記事では、賢人さんが教えてくれた「技術としてのトレード」の本質を、私自身の経験とともに体系化してお伝えします。
賢人さんのYoutubeとXのリンクです。フォローされることをお勧めします。
M.HASEGAWA (@kenjin_trade) / X
賢人さんが遺した「技術の本質」
賢人さんの教えを私なりにまとめると、トレード技術は次の4つに集約されます。
① 技術とは“再現可能な判断の型”である
トレードは感覚ではなく、反復によって磨かれる判断力。知識ではなく「再現性のある型」を身体に刻むことが技術の本質です。
② 原因と結果を結びつける
「なぜここで伸びたのか」「なぜここで止まったのか」値動きの因果関係を理解し、同じ状況なら同じ判断ができるようにする。
③ ズレを修正し続ける
練習 → 答え合わせ → 修正 → 再練習。このサイクルを擦り切れるほど繰り返すことで、判断の精度が上がる。
④ 期待値の高い選択を淡々と繰り返す
感情ではなく、期待値で選択する。勝ち負けではなく「正しい判断を積み重ねること」が目的になる。
私が変わった瞬間──「トレードを舐めるな!」
最初の私は完全にトレードを舐めていました。「なんとなく上がりそう」時にはお酒を飲みながら片手間でエントリーしていたことすらあります。
そんな甘えを叩き切ってくれたのが、賢人さんのこの言葉。
「真似をやっても、すぐにはできないはず。それが技術。」「トレードを舐めるな!」
この瞬間、“知識ではなく、技術として身体に染み込ませる必要がある”と心臓を殴られたような衝撃が走りました。
24分以降の箇所でお話しされています。
血のにじむ反復練習──「知っている」から「できる」へ

ここから私の本当の練習が始まりました。
- お酒を飲みながらトレードしない(当然ですが・・)
- 練習ソフトを使用する
- 同じ期間を何度も練習する
- 先が見えない状態で判断する
- 賢人さんの動画を見直して答え合わせ
- ズレを修正して同じ期間を再練習する
このサイクルを、擦り切れるほど繰り返しました。
最初は全く同じことができません。
「なぜここで待てなかったのか」「なぜこのラインを見落としたのか」
己の技術不足を毎日のように突きつけられました。しかし、この泥臭い反復の先にしか、技術の習得はありませんでした。
賢人さんの“圧倒的なギブ”
賢人さんの動画には広告が一切ありません。有料スクールを凌駕する講義を、完全にボランティアとして提供してくださっていました。勝てるようになった人は数知れず、この“圧倒的なギブ”の精神に、深い敬意しかありません。
賢人さんが遺してくれたもの
賢人さんが私たちに遺してくれたのは、単なる「勝てる手法」ではありません。
“トレードという厳しい世界に、一人の技術者として向き合う姿勢”そのものです。
発信が止まった今でも、彼の教えは私のトレードロジックの中に息づいています。
賢人のデイトレードさんから学んだ具体的なテクニック
抽象的な「型」だけでなく、賢人さんの解説から得た具体的なテクニックもいくつか紹介します。いずれも、私が繰り返し練習する中で「これは使える」と実感した考え方です。
マルチタイムフレームの入れ子構造を見る
週足→日足→4時間足→1時間足と上位足から目線を作り、「大きな時間足で見えているダブルボトム(トップ)の“2つ目の底(天井)”の中で、一段下の時間足でも同じ形が完成するか」を確認してから仕掛ける、という考え方です。1つの時間足だけで判断しないという姿勢を、この見方から学びました。
グランビルの法則を反転狙いの根拠にする
移動平均線を一度しっかりブレイクさせ、その後そのMAに戻って弾かれる(レジスタンス/サポート転換)値動きを、順張り方向への転換シグナルとして使う考え方です。上昇版・下降版で対称に考えられる、汎用性の高い型だと感じています。
損切りラインを先に決め、ロット数は後から考える
損切りラインを設定できて初めて損切り幅が確定し、その幅から資金量に対する適切なロット数が決まる、という順序です。ロットから先に決めてしまうと、損切りラインが曖昧になりがちだと賢人さんから学びました。
「頭と尻尾はくれてやれ」を徹底する
底値そのもの(尻尾)や天井そのもの(頭)を狙わず、反転構造が確認できた「中身」だけを取りにいくという考え方です。一番おいしい部分だけを狙うのではなく、再現性を優先する姿勢として、今も意識しています。
これらのテクニックをもとに、実際に「同じ期間を繰り返し検証する」練習法をまとめた記事はこちらです。
FX過去検証は「同じ期間を繰り返す」が最速で上達する理由 - Forex Compass
練習に使っているソフトについてはこちらで解説しています。
FXは練習なしで勝てる?Forex Testerで気づいた真実 - Forex Compass
今日からできる「技術としてのトレード」練習法
この記事を読んで「自分も変わりたい」と思った方へ。私が実際にやって効果があった練習法をまとめます。
1. 特定の期間を選ぶ
賢人さんが解説している期間を選び、練習ソフトでチャートを再現する。まずは、色々な期間ではなく、正解がある期間から選ぶ。
2. 先が見えない状態で動かす
未来を知らない状態で判断することで、実戦力が磨かれる。
3. 自分でエントリーと決済を行う
「自分の判断」を積み重ねることが技術の核。
4. 動画で答え合わせ
エントリー位置、決済位置だけでなく、考え方のズレを見つける。
5. ズレを修正して再練習
少し期間を空けて再度同期間を練習する。技術は修正の積み重ねで磨かれる。
おわりに
この記事が、かつての私のように「勝てずに悩んでいるけれど、本気で変わりたい」と願うトレーダーが、“技術としてのトレード”に向き合うきっかけになれば幸いです。
賢人さんのYoutubeとXのリンクです。
M.HASEGAWA (@kenjin_trade) / X













